2006年 08月 28日
ひのき(檜)は古来より、最高級の建材として重用されてきた木材です(晴れの場を表す「ひのき舞台」という言葉も、ひのきが高級な建材であるが故に成立する表現でしょう)。また「ひのきのお風呂」というのも、ぜいたくな風呂場の代名詞ですが、ひのきは堅牢な木材であるにもかかわらず細かい細工もしやすい木材です。そうしたことから風呂桶のようなも細かい板材の「寄せ木」にも重用され、さらに「ヒノキチオール」という一種の防腐作用を持った物質を含んでいることから、腐りにくく、防カビにも効果を発揮した「ひのきの風呂場」を一級品と考えるようになったのだといわれています。


ひのきは奈良・平安の頃から、仏像彫刻の素材となってきた木材でもあります。ヒノキチオールなどの効果により「腐りにくかった」というのもひとつの理由ですが、ひのきの持つ木目の決めの細かさや美しさも、そうした美術品的な造作物の材料としてチョイスされてきた大きな理由のひとつです。
秋田杉は、北国の厳しい冬を耐え抜いて成長するため年輪の幅が細やかであり、美しく均一な木目模様に恵まれている木材です。材色も明るく、そのため内装材としても好まれていますが,木目が詰んでいることに象徴されるように強度もしっかりとしており、柱,梁桁など、構造材としても多く利用されています。
もともと木材は、金属やコンクリートに比較して熱伝導率が小さいという特徴を持っていますが,木目の詰まった秋田杉は、特にその性質に優れ、夏は涼しく,冬は暖かい住環境を提供してくれます。また、木材には適度な吸音性があり、また、低温から高温までをバランスよく吸収してくれるので、室内の音が心地よく響いてくれるという特徴があります。遮音性の高い材質を使用すると,小さなお子様の声などの高音部が反射し,耳障りの悪い響き方をする場合がありますが、木材はそうした面を緩和してくれる建材でもあります。
私たちの国土の70%は山林です。しかも、その山林の多くは、永い時間をかけて人々が育ててきた森です。
弊社では、国内外を問わず、できるだけ広い範囲に視野を広げて、よりよい素材(建材)を探し出す努力をしています。
蜜蝋は、働き蜂から分泌される天然の「蝋」成分で「蜂の巣」の材料になっているものです。弊社では特に貴重な国産の蜜蝋をお薦めしています。
アルミはボーキサイトという物質(鉱物資源)に電気的な加工を施して金属化されるものです。このボーキサイトは、太古の昔の「植物」が化石化したもの。そうしたことから、先入観ではちょっと冷たいイメージを持たれるかもしれませんが、写真のように「無垢の木材」で構成された空間に置いても、ぬくもりさえ感じられるものになります。
お部屋にカビが…その最大の要因は「結露」にあります。特に窓に使用されている「ガラス」は熱伝導率が高い上に「冷たい外気と暖められた室温」の接点となるため,わが国のような「湿度大国」では、かっこうの結露発生源になってしまいます。様々な対策グッズも販売されていますが,ガラスが外気と室温が直接ふれあう接点になっている限り,抜本的な改善はできません。
ガルバリウムとはアルミと亜鉛の合金。この合金でつくられた鋼鈑を用いた屋根材は瓦に比較すると,6分の1の重さ。表面はフッ素樹脂で加工されていますから、その美しさとともに耐久性には抜群の性質を持っています。軽くて強い…木造住宅にとっては理想的な屋根材ということができます。
環境先進国カナダでは、日本に比較してはるかに厳しい基準で建材の安全性を吟味してます。弊社がご紹介している合板材は、厳選されたカナダ産針葉樹を原材料に,加工に際しては、ホルムアルデヒドなどの有害物質を包み込んでしまう形で凝固する「アリフェタノール系接着剤」を使用したもの。合板材の表面から有害物質ホルムアルデヒドが蒸散するものは一切ありません。もちろん、カナダの基準をクリア、農林水産省、同省消費技術センターの試験でも優秀な安全性が確認されています(JISマークも取得済みです)。